北欧、デンマークの首都コペンハーゲンで『高級時計と同品質・価値の腕時計を良心的な価格帯で提供する』というビジョンの下 創設した腕時計ブランドAbout Vintage(アバウトヴィンテージ)。
高級時計と比べると数万円代〜と値段がそこまで高くないため、このレンジの時計を探している方には大注目の時計です。
今回はその中でも上位モデルにあたり、人気が高いクロノグラフモデルであるAbout Vintage(アバウトヴィンテージ)1960 RACING CHRONOGRAPHを購入したので、写真付きでレビューをしていきたいと思います。
コンテンツ
【写真で解説】1960 RACING CHRONOGRAPH着用レビュー
About Vintage 1960 RACING CHRONOGRAPHはカラーバリエーションをいくつか選択することが可能ですが、今回私がレビューするのはその中でも以下のスペックになります。追加料金と書いている(追加ベルト)の部分ですが、定価ではそれぞれBLACK RACINGは6,500円、SIGNATURE BRACELETは18,900円となります。それが時計とセット購入することで表の値段で購入できるため、大変お得になります。
製品名(追加ベルト) | カラー | 追加料金 |
1960 RACING CHRONOGRAPH | MIDNIGHT BLUE | 0円 |
BLACK RACING(追加ベルト) | 1,000円 | |
SIGNATURE BRACELET (追加ベルト) | 4,000円 |
早速写真から見ていきましょう!
待望のご対面! 保護シートもついていて安心です 今回頼んだ全貌
今回は1960 RACING CHRONOGRAPHに加え、オプションの追加ベルト2本を注文しました。
これを1つずつ着用していきたいと思います。
1960 RACING CHRONOGRAPH ×BROWN RACINGベルト(デフォルト)
1960は文字盤のカラーによって最初からついているベルトの種類が異なります。OFF WHITE & BLACKとMIDNIGHT BLUEはデフォルトでBROWN RACINGベルトの選択が固定化されています。そのため、私にもこの一本が届きました。クロノグラフでこの色の組み合わせは意外と少ないのではないでしょうか、盤面が黒なのでとてもブラウンの革と非常に相性がよくマッチしています。レーシングと名のつく通り革ベルトにはパンチングされた穴が空いていて、革でありながら通気性もよく使いやすい印象です。
1960 RACING CHRONOGRAPH ×Black RACINGベルト(カスタム)
個人的にモノクロのカラーが好きなので、今回BROWNRACINGと同じタイプの色違いBLACKRACINGベルトも追加しました。注文時に追加ベルトを1本追加できるのですが、なんとこのBLACKRACINGベルトは時計とセット購入することで定価6,500円のところ1本1,000円で追加購入することができコスパ◎です。黒と黒の組み合わせは言うことなしに格好良く、個人的にはブラウンよりも黒が好きです。1,000円なので、迷わず追加ベルトをご購入されることをお勧めします。気分やコーディネートによってベルトを変更することが可能になります。
1960 RACING CHRONOGRAPH ×SIGNATURE BRACELETベルト(カスタム)
クロノグラフとなるとどうしてもシルバーのベルトも欲しくなってしまいます。革と雰囲気が一気に変わり、どちらかというとビジネスよりのカチッとしたイメージに近づいた印象です。高級感が増すだけでなく、革と比較して汗を気にせず着用することができるため着用シーンが広がります。ちなみにこのSIGNATURE BRACELETは定価18,900円のところ時計とセット購入すると追加4,000円で購入することができます。1960のカラーの中でBLACK & OFF WHITEやOFF WHITEを選択するとデフォルトでこのSIGNATURE BRACELETが付いています。
ちょっとしたこだわり
アバウトヴィンテージのベルトには、裏のバックル部分にロゴが入っています。こういったちょっとしたこだわりが素敵で気に入っています。留め具の部分もきちんと作られており、ガタつきがなくカチッと装着できます。こう言った細かい部分にこだわりを感じつつ値段も手頃なのが本当に嬉しいですね。
【黒?青?】MIDNIGHT BLUEの盤面の色について
私は1960のカラーのうちMIDNIGHT BLUE(ミッドナイトブルー)を選択しました。BLUE(ブルー)と表記があるので最初はネイビーっぽい色なのかな?と思っていましたが、限りなく黒(ブラック)に近いブルーという認識です。試しに日光の下に出て写真を撮ってみました。
まじまじ見ると非常に上品なダークブルーというか濃紺の雰囲気が感じられ、高級感と唯一無二のカラーリングが本当に素晴らしいです。こうして直射日光に当て手元でしっかり見てようやくブルーっぽさが出てきます。日陰や室内では限りなくブラックに近い感覚でいて間違いありません。ミッドナイトブルーとは本当にぴったりなネーミングを考えたなと感心しました。
【あえて厳しく】不満なところについて
基本的には1960には大満足しているものの、あえて厳しく好みが別れるだろうなと思う点をピックアップして紹介していきます。
文字盤ケースの厚み
文字盤のケースの厚みが気になる方がいるかなと思います。スペックでは12.7mmとなっていますが数字だけ聞いてもあまりイメージできないかと思い、保有しているAppleWatch 5と比較してみました。写真の通り、AppleWatchよりも厚いのがわかると思います。クロノグラフとして重みもあるので、ずっしりとした装着感があります。長袖やスーツ、ワイシャツを着ている時にこの厚い盤面が干渉して気になることがあると思います。時計に存在感を出したい人は気にいると思いますが、この厚みは購入前に確認しておいた方が良さそうです。
革ベルトの質感とクオリティ
デフォルトで付属していたBROWNRACINGの質感がちょっと気になりました。まず、このベルト自体も厚みがあるので、装着した時に手に巻き付く感じが強くあります。これはどのブランドの革ベルトもそうかと思いますが、私は手汗をよくかくタイプですので今後使っていく中で汗染みなども気になるポイントかなと思います。コスパ的に致し方ない部分もあるかと思いますが、文字盤のクオリティがものすごく高いだけに、革ベルトには少し目がいってしまいました。
SIGNATURE BRACELETベルトが装着しにくい
About Vintageのベルトは、種類に関わらず簡単に着脱の装着が出来ることで、複数のベルトを購入し気分に合わせて自分でベルトの変更を楽しむことができます。文字盤とのつなぎ目部分にベルトの裏についているピンをスライドさせるだけで取り外す事ができるので、通常は1分もかかりません。
ただ、SIGNATURE BRACELETベルトは仕様が違いました。SIGNATURE BRACELETはピンが両方についており、両方をスライドさせて取り付けなければなりません。革の場合は文字盤を左手に持ち一方のピンを差し込んでおいて右手でピンをスライドさせればよかったのですが、SIGNATURE BRACELETはピンのスライドに両手を取られるため少々コツが入りました。(うまく説明できず、すみません・・)
加えてSIGNATURE BRACELETは革ベルトと違い、ベルトが一本につながっているのとステンレスで曲がらないので操作が難しく感じ、この小さいピンをスライドさせる細かい作業に集中することがなかなかできませんでした。仕様上致し方ないことですが、このあたりが改善されると嬉しく感じます。
ただ、この価格でこの時計のクオリティですからこの辺りは本当に細かい部分かと思います。それよりも装着している時の重厚感や高級感の方がこの時計の着目すべき点かなと思いました。
唯一無二の時計:刻印の楽しみ方
AboutVintageの時計は文字盤の裏に横文字で3行、アルファベットで1行あたり19文字までの刻印が可能となっています。今回は3行にするとどうなるか、そしてアルファベットの大文字小文字のちがいでどうなるかを確認したかったので写真のようにNAIDARIとnaidariで刻印してみました。
個人的には小文字の方がスタイリッシュかなと思いつつ、非常にかっこよくて気に入っています。こういった刻印サービスで唯一無二、自分だけの時計にカスタマイズできるのもアバウトヴィンテージの魅力ですね!ベルトとの組み合わせも入れると絶対に他人と被ることのない時計を手に入れることができそうです。
AboutVintage1960 RACING CHRONOGRAPHはどこで買える?
以前アバウトヴィンテージはAmazonや楽天ではなくネット購入がお勧めですという記事を書きました。いまではAmazonでは購入できなくなっているようですね。結論、今でも購入は公式サイトからが断然お得になっています。理由は先ほど紹介した記事にも記載していますが、ベルトの無料キャンペーンがあったり、紹介した刻印サービスがあったり、クーポンコードによるディスカウントがあったりするからです。ぜひ公式ホームページで製品の仕様をチェックしてみてください。